千葉県の家庭教師

千葉県の生徒さんへプロ家庭教師のジャンプからのお知らせ

数の認識を育てる点つなぎ指導法

2016/04/14

1から100まで読めない、書けない、数えられない…。

数字に不馴れな子どもたちにとっては、小学1年生になって最初にぶつかる壁とも言えます。

プロ家庭教師のジャンプでは、苦手なことこそ好きなことや得意なことに繋がりを持たせて、できることの喜びを体験できる指導を目指しています。

苦手なことを好きなことや得意なことに繋げて、嫌悪感を抱かせずに『できた!』という喜びを体験できるような指導を目指しています。

今回は、日常的にも欠かせない数字の読み書きを楽しみながらスムーズに習得できる指導法を紹介します。

数字の読み書きを楽しみながらスムーズに習得できる指導法を紹介します。日常的にも欠かせないことなので、最初にしっかり身につけたいところです。

かつての私の生徒にも数字の読み書きができず、小学校入学早々に算数につまずいてしまった子がいました。

1から10までは詰まりながらも何とか数えることができましたが、10、20、30…と数が大きくなるにつれ、10の次は11、19の次は20といった数字の変換の仕方に戸惑い、混乱を招してしまいました。

そのため、できるはずの1から10までのカウントも数字の順番がわからなくなったり、同じ数が重複してしまったりすることで、いらいらが始まり、へそを曲げてしまうことがありました。

もともと絵を描くことが好きで、よくキャラクターの似顔絵や動物の絵などを描いて私にも見せてくれました。

そこで、絵を描くことと数字の読み取りを融合させた点つなぎの教材を作り、生徒のところに持っていきました。

今日、面白いものを持ってきたよ。
お絵描き大会しよう!

と生徒一人で完成させられるレベルの1から10の点でできた星やロケット、ひよこや魚などの点つなぎの教材を机に広げて見せました。

1から10まで順番通りに繋げられれば絵ができてくるという、点つなぎのプリント教材を机に広げて見せました。

そして、

始める前に、1から10まで数えてみよう。
大きな声で数えることができたら、お絵描き大会始めるよ。
せーの!

の掛け声と共に、

1、2、3、4………10!
できた!

と大きな声でしっかりと数えることができました。

今みたいに大きな声で順番通りに点と点をつないでいけば絵が完成するから、丁寧にやってみて。

と教材を1枚選んでもらい、早速作業に取り掛かってもらいました。

1、2………10。
先生、ひよこができたよ!
これかわいい!

これまで、数を数えるだけで混乱していた生徒が、数を数えながら点をつなぎ1枚の絵を完成させるといった複数の作業に集中し、完成させることができました。

点が打ってあるだけでは絵の想像が付かないのも面白かったようで、『あ!これはクジラになるんじゃないかな』『うーん何だろう。チューリップかな』と予想しながらどんどんのめり込んでくれました。

正確に数えることができると絵が完成するというわくわくが、苦手意識を抱いていた算数の学習を楽しみへと変えていったのです。

同時に、

先生、これ宿題でもやりたい!

と生徒の自主性に火がつきました。

私も生徒の学習意欲を維持し、飽きさせないように、10個だった点を12個、15個…と少しずつ数を増やし、絵のレパートリーを増やしていきました。

数への抵抗感が薄れてくると、算数の計算問題にも着手できるようになりました。
しかし、疲れて帰ってきた日や気分の乗らない日は、まだまだ気持ちの切り替えに苦労することもありました。

そういう時には、

今日は新しい点つなぎを持ってきたから、宿題が終わったらやろう!
色もぬろうね。

と楽しみを作ってあげることで、学習に取り掛かりやすい流れを作ることを心掛けました。

沢山絵を描きたいという気持ちが、100まで覚えて数えられるようになる原動力となり、その後は更にレベルを上げて、2飛ばし、5飛ばしの点つなぎもできるようになりました。

当初の目標だった100まで数えられるようになると、今度は39を93と書き間違えたり、11・12・14・16…と突然2飛ばしで書き始めてしまったりといった混乱からミスを招く時期もありました。

そういう時は、一旦鉛筆を置いて、点つなぎにある数字を順番に声に出して読むことで、数字の規則性を確認し、思考をリセットさせてから再スタートをするように導きました。

正しく覚えたら、またいっぱい点つなぎができる、絵が描けるという思いが、数える作業を後押ししてくれました。

できることが増え、スピーディーに確認ができるようになると、自分でミスを見つけられるようにもなり、書き間違いなどは改善されました。

正確に数える技能は、日常生活では欠かせないものであり、後に学ぶ計算にも必要な知識です。

将来子どもたちが自分の力で生きていくための大事な能力を身に付けてもらうためにも、最初の学びを大切に、知ること、できることの楽しさを伝えていきたいと思います。

プロ家庭教師のジャンプ | 受験・不登校・発達障害・資格取得