童謡
2010年03月01日
突然ですが幼少の頃に童謡を歌った経験はありますか?歌いながら遊んだ経験はありますか?
きっと皆さん、聞いたり、歌ったりしたのではと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、童謡は実は悲しい歌詞(内容)のものがたくさんあります。
例に、「かごめかごめ」を挙げたいと思います。
次のような意味が込められています。
あることろにとても働き者のお嫁さんがいました。しかし、お姑さんはお嫁さんを憎んでいました。
そんな中、お嫁さんのお腹にはひとつの命が宿りました。
「元気な赤ちゃんが産まれますように」とお嫁さんは一人で神社にお参りに行きました。
その帰り道、石畳の階段を降りようとした時。
後ろから、何者かに背中を突き飛ばされました。
転げ落ちたお嫁さんとお腹の赤ちゃんは命を失いました。
そうです、背中を押したのはお姑さんだったのです。
歌詞に沿って意味を書きましょう。
「かごめ かごめ かごの中の 鳥は いついつ 出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が すべった
後ろの正面 だあれ」
(=ああ、いつの日か生まれてくる私の子よ。あなたは一体いつ生まれてくるの。そろそろ産まれてくるだろうあの日の晩、私と我が子は突き落とされた。真後ろにいた人は誰だったのだ。)
悲しく、切ないお話ですね。
また、「夜明けの晩」「後ろの正面」といった違和感のある言葉の組み合わせにも、納得がいきます。
ひとつ例を挙げましたが、他にも悲しい歌詞のものは多く存在します。
しかし、それでも童謡が長く愛され続けている理由が分かるような気もします。
悲しい内容をオブラートに包みこむような歌詞に置きかえ、それを温か味があるメロディーと重ねていますね。何より一度耳にしたら忘れられないのでは、意味を知らずにも口ずさみたくなる気持ちになるのでは、と思います。
そして大人になってからその意味を知った時、少しの恐怖を感じつつ。
どこか懐かしさや共有感が残り続けます。
童謡の魅力はそんな、誰しもにあてはまる人間の成長過程とさらに人間同士をつなぎとめる力を持っている事かもしれませんね。
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