群馬県の家庭教師

群馬県の生徒さんへプロ家庭教師のジャンプからのお知らせ

知的障害を持つ生徒さんの能力を引き出す指導と県立高校進学

2015/05/08

高崎市に住むIさんは知的障害があり、中学校3年間は特別支援学級に在籍していました。

特別支援学級では通常の中学生のカリキュラムで学ぶことが難しいため、高校受験はうまくいかず通信制高校へ入学しました。

しかし全日制高校が諦めきれず、通信制高校を辞めて翌年再受験を決意しました。

『障害があるからといって諦めたくない。
できたら全日制高校に進学させ、将来の選択肢を増やしてあげたい。』

というご家族の希望もあり、自宅付近に学習塾等も多くあるなかで、より親密なサポートを求めてプロ家庭教師のジャンプに入会いただきました。

生徒さん本人が自信をなくしていること、どこまでやれるのか家族本人を含めて誰もわからないことなどを踏まえ、特に自宅学習についてどうしたら良いかを考えることになりました。

彼女は明るく、活発で、話し好き。
コミュニケーションが問題なくとれるため、一見障害を持っていると分かりにくい生徒さんでした。

そのため、指導ではより細やかに先回って誘導し、生徒さん本人が

できた!
わかった!

の感覚を積み重ねていけるよう心がけました。
1度できたはずだと思っていると、もし次に間違いがあっても原因を粘り強く考えるようになるためです。
そうやって自信をつけてもらうことから始めました。

生徒さんの特性として、集中するのが難しい場合がありました。
記憶がとんでしまったり、
パニックになってしまい気持ちが乱れることが多々あったのです。
『前回は大丈夫だった・昨日はできた』等の感覚を持たずに、その日その日の精神状態に合わせて指導をしました。

勉強面だけでなく、コミュニケーションを大切にして本人のペースで無理なく進めることも心がけました。

とにかくおしゃべりが好きで、自分の話を誰かに聞いてもらいたい願望が強い傾向がありました。
その日思ったこと等、全て話してからではないと勉強に身が入りません。
そのため、指導前の30分間は話を聞く側に徹しました。
これは指導内容とともにご家族への報告に加え、細やかな連携を取るようにしました。

最初は小学校低学年の問題を解くのもやっとでしたが、精神的な落ち着きと勉強は頑張ればできるという気持ちの芽生えから、だんだんと学力がついてきました。
受験間近には、中学校3年間の計算の単元が完璧になるくらいまでに成長できたのです。

ついに、中学校の先生に無理と言われていた
群馬県立松井田高校(全日制)に合格することができました。

「先生と毎週会って話をすることで、生徒の精神状態が落ち着きました。
先生と出会えて本人も家族も救われたました。」

と、言っていただき、プロ家庭教師として人の役に立てているということが何より嬉しかったです。
大変なこともたくさんありましたが、とても良い経験になりました。

障害があるからといって最初から無理と諦めず、
できないことはできないと認めてあげた上でできる対応もあるということ、それが最終的に本人の成長に繋がるのだということがわかりました。

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