埼玉県の家庭教師

埼玉県の生徒さんへプロ家庭教師のジャンプからのお知らせ

表現する力を育てる指導法

2016/11/15

自分の気持ちを文章で表すことができない

思っていることや考えていることを人に伝えるのが苦手

読書感想文や作文の宿題は何を書けば良いのかわからない

など自分の頭ではわかっていて、心でも感じているのに、そのことを文章にして表現することをとても難しく捉えている子どもたちが沢山います。

プロ家庭教師のジャンプでは、子どもたちの豊かな感情を様々な場面において、自然な形で発表できるトレーニングを提案し、指導を行っています。

私の生徒にも、おしゃべりが大好きで、私が指導に来るとすぐにその日にあったことや面白かったテレビのことを勢いよく話してくれる小学5年生の子がいました。

話したいという気持ちが強く、思い付くままに話し始めてしまうので、生徒が感じた面白さやストーリーの内容が伝わり辛くなることもあり、話の途中で、

「あれ?ちょっとわからなくなってきたから、もう一回最初から話しても良い?」

と仕切り直すことがありました。途中で説明がうまくできず、投げ出してしまうことも少なくありませんでした。

また、

「昨日見たテレビの○○が面白かったよ!」

と話し始めるので、

そうなの?どんなところが面白かったのか教えて!

と聞くと、

「えっと…、何て言えばいいかわからない…。」

と口ごもってしまうようなこともよく起きていました。

日々を楽しく過ごしていて、聞いて欲しい・聞かせたい気持ちは強いのに、それを人に伝えることができないのはとてももったいないことです。

話すことが好きな生徒だからこそ、表現することでストレスを感じて欲しくない、人に伝える楽しさを知って欲しいと思い、

『毎日一言日記を書いてみよう!』

と提案し、生徒の好きなキャラクターのノートを1冊手渡しました。

「書くの苦手。
どうやって書けばいいの?」

と戸惑っていたので、

今日は書き方を決めて、一緒に考えて書いてみよう!

と生徒が安心して日々の課題に取り組み続けられるように書き方の手順を提案しました。

まずは伝えたいことを、

○○したよ。
○○が楽しかったよ。
また○○したいな。
今度は○したいな。と、

①できごと
②理由
③思ったこと
④次の目標

の順に話し言葉で書くように指示しました。最初は話し言葉であることがポイントです。これなら文末に悩んだり直されたりすることがありません。

次に、話し言葉で書いたものの語尾を「です」「ます」に揃えて、作文や感想文で書くときの書き言葉で書き直してみるようにしました。

伝えたいことは違っても、伝え方は同じだということを理解してもらうために、目の前で実際に書いてもらい書き方のコツを掴んでもらいました。

早速、手順に習って、

(話し言葉)
五時間目に運動会のダンスの練習があったよ。

初めて全部完璧にできた!

疲れた。でもすごく嬉しかった!

と話しながらそのまま書き出す作業に取りかかりました。

その内容を、

(書き言葉)
五時間目に運動会のダンスの練習がありました。

初めて全部完璧にできました。

疲れたけど、とても嬉しかったです。

もっと練習してうまくなりたいです。

と直していきました。

出来上がった内容を見て、

『えっ、これでいいの?
面白い!
もう一つやってみたい!』

と生徒のやる気に火がついたので、最初から最後まで生徒に任せて書いてもらうことにしました。

すると週末に家族で出掛けたことを思い出しながら、

この前の日曜日に家族で買い物に行きました。

○○のファイルとペンを買ってもらいました。

前からほしかったので、うれしかったです。

なくさないように、大切に使いたいです。

と日記を完成させることができました。

人に伝える文章を書くコツを掴んでからは、一言日記を書くことも、課題だからやるというよりは、楽しさから習慣化していきました。

また、

書くのって楽しいね!


友達と手紙交換してるんだ!

と書くことを通して、生徒のコミュニケーションの幅も広がったようでした。

人と話をするときも話す順番を考えながら伝えられるようになったことで、

スムーズにやり取りができるようになりました

普段でも何かを書いているのをよく見かけるようになりました

と文章を書くことへの苦手意識を克服した姿にご家族も驚かれていました。

一言日記から手紙を書くところまで成長してくれた生徒の次なる目標は、読書感想文を完成させることです。

まずは教科書に出てくる物語文を段落分けし、少しずつ読み進め、読んだところまでの内容と感想を四百字詰め原稿用紙一枚に書く練習を始めています。

一番大切な生徒の伝えたいという気持ちを尊重し、指導を通して、話す、書くといった様々な手段で表現する方法を伝えていきたいと思います。

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