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【5】 不登校・学習障害でも、内申点を確保出来る方法。

2015/03/23

前回、以下の通り、授業中の過ごし方によって、
内申点タイプを分類しました。

今日は、以下の、内申悪い組・測定不能組の場合の話です。

<内申悪い組>

③学級崩壊タイプ。
 (1)先生の話し中でも、仲の良い友人たちと話してしまう。
 (2)授業がつまらないので、ふらふらとつい出歩いてしまう。
 (3)先生が嫌いなので、つい暴言を吐いたりからかってしまう。

<内申測定不能組>

④その他。
 (1)授業に出ない。
 (2)学校に行かない。


 さて、内申悪い組については、実は誰でもこの状況に陥ってしまうことはあります。
というのも、周囲と仲が良すぎても授業中であることを忘れて私語をしてしまうこともあり、
逆に仲が悪かった場合に授業中トラブルになってしまうことも、誰にでもありうるからです。

ただ、20人弱の生徒さんたちに簡易アンケートをとってみたことがあるのですが、
「授業中に私語をしてしまう」という項目に「はい」と回答した人は、8割以上にのぼりました。
つまり、気を付けていないと、どんな人でも内申は下がるということが、
言えるのではないかな?と思います。

 クラスの誰かがしゃべり出すと、ついつい自分も喋ってしまう、
結果として先生からすると、クラス全員が授業を妨害したようなもの、
という状況になってしまうことは、あるかもしれません。
「皆しゃべってるから私も」ではなく、「皆は皆、私は私」と思うようにしましょう!


 さて、測定不能組について、少し説明をします。

今までに数多くの不登校生や学習障害の生徒さんたちをサポートしてきましたが、
彼らの内申点によく見られる文字列に、「測定不能」というものがあります。

この、測定不能、とはどういう状況なのでしょうか。
私なりに、今までに得た知識・情報をまとめますと、以下のようになります。

例えば、体調がすぐれないことが多く、週の半分は病院へ通院する為学校を休み、
授業中に行われたテストを受けられない、皆が提出した課題を提出日に出せない、
ということが続いた場合、「測定不能」と判断されるおそれがあります。
これは、その人の成績を判断する材料が足りないという意味でもあります。
その結果、内申点は「1」になるようです。

例えば、と例を挙げるのに、体調不良の例を出してお話ししましたが、これが、

「夜中ずっと起きてネットゲームをしていて、朝起きられないから登校しなかった。」
「学校でいじめにあって、人が怖くなってしまったので、登校したくても出来ない。」
「先生から体罰を受けて、謝ってくれたけどもう顔を見たくないので行かない。」
「学校の勉強がつまらないので、登校せずに自宅で好きな科目だけ勉強してる。」

であっても、何の策も打たなければ、結果は「オール1」です。
もっと言うと、仮に登校していても、学習障害や発達障害などの理由で、
授業に集中していない・ノートをとらない・提出物を出さない・テストの点が低い、
などの項目が重なってしまったら、結局のところ内申点は1になります。

 では、測定不能を回避する為に必要なことは何でしょうか??
私は以下の点に注意して、いつも対策をとっています。

①保護者の方が、本人の状況を理解し、親身にコミュニケーションを取っているか。

 本人が何故学校へ行かない、行けないのか。それが甘えなのか正当な理由なのか。
また、本人が何故学校の授業に集中出来ない・提出物が出せないのか。
それらを、頭ごなしに叱る・責めるのではなく、よく話を聞いて、本人の希望を根気良く
確認する、ということが、まず第一にとても重要であると言えます。

②本人の状況について、学校にどのくらい、どこまで相談をするか。

 これも非常に重要なポイントと言えます。
というのも、先生方は測定不能の状態にあるのです。
つまり、その人の、その人なりの頑張りを評価したくても、材料がないのです。
ですから、本人の希望や保護者の方の方針などの要点をまとめた上で、
一度は学校の先生に判断材料を提出しておく必要があります。
その上で、こちらから「自宅で○○を勉強したのですが、教科の先生に提出
しても良いでしょうか?」など提案していくことも、好転する場合があります。

中でも学習障害・発達障害の疑いのある生徒さんの場合、この点が特に重要です。

今までアスペルガー症候群や自閉症、学習障害(LD,ADHD)の生徒さんの
親御さんとお話ししていて、病院へ通院すること、病名がつくことへの
抵抗感を口にされる保護者の方は、決して少なくありませんでした。

自分が何かの病気である、と本人が受け止めることも大きな変化であり、
自分の子どもが何かの病気であるかもしれない、ということも恐怖です。


しかしそれでも、私はそれぞれの生徒さんたちと向き合った上で、親御さんたちに
それぞれのお子さんの現状・ご様子を丁寧にご説明した上で、ご家族皆さんで
向き合っていくことをお勧めすることが多いです。

例えば、自治体や小児科などで診断を受けた結果が届いた場合、
それを学校の先生に提出して、ご協力を仰ぐ、ご指導をあおぐことも、可能になります。

仮にディスレクシアだった場合、字が書けない・読めないということが考慮され、
書く・読む課題を、別の課題に置き換えて評価してもらえるかもしれません。

仮に提出物が気を付けていても出せない、注意力が水準より低いなどの
症状がある場合、事前に打ち明けて相談しておくことで、数日遅れの提出を
許可してもらえることもあるかもしれません。

学校で勉強意欲が感じられない、と評価されてしまった子も、
ジャンプで学校の宿題のサポートをして無事提出できたり、
ジャンプでやっている学習内容を提出して、意欲点として考慮に含めて
もらった例もありました。

どんな症状がありどんな病気なのかは、素人目には判断が難しく、
本人も気付いていない何かのトラブルを抱えて耐えていることも、
実は少なくありません。出来る手は全て打っておくことが、進学だけでなく
様々な希望を叶える道になる、ということは確かなことです。

私自身、まだまだ勉強中の身で、これからも大勢の生徒さんたちと向き合い、
学校の先生方とも連携しながら、不登校生や学習障害の生徒さんでも、
ちゃんと夢を追いかけられる、行きたい高校へ行けるサポートを続けていきたいと
思っています。

学校の先生とどのように協力体制が取れるかで、測定不能を回避できるかどうかは、
大きく違います。少しでも参考になればうれしいです。


もうすぐ桜が咲くのが楽しみな、松永でした。

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