静岡県の家庭教師

静岡県の生徒さんへプロ家庭教師のジャンプからのお知らせ

気持ちのコントロール

2015/12/17

浜松市在住のKさん(中2)は、初めは人見知りしながらも、しっかりコミュニケーションの取れる生徒でした。

自閉症を抱え、時折吐き気や目眩等の体調不良を起こすこともあります。

そういった状況に対しても理解して進めてくれそうだとの理由でプロ家庭教師のジャンプに入会されました。

指導科目は、数学、英語、国語でした。

本人の体調によって予定通りに指導を進められないことも度々あります。

そこで、

数学は計算問題
英語は単語、文章の書写
国語は漢字、文章の書写

と的を絞っての指導することを意識しました。

指導の工夫が最も必要になるのは、数学です。

まずは例題を1問挙げ、解き方を指導した後、理解ができたら類題1問に挑戦・・・
それが解けたら次の類題へ進む。

という流れで、生徒が納得するよう補助をしながら、自分の力で解けるように導きました。

その流れで順調に解けていた問題も、急に解き方がわからなくなり、筆が止まり、固まってしまうことがありました。
急に解き方が頭から抜けたり、苦手な数字の配列などもあるようでした。

そのような時は、

全部同じ解き方だよ。
こうやったら解けたよね。

と声をかけたり

あれ?疲れたかな。
一緒に深呼吸でもしようか!
と言葉をかけるなどして、思考と気持ちをリセットできるようにその場を仕切り直しました。

問題を解く際には予め、

困ったときは、遠慮なく言ってね。
一緒に解決しよう。

と声をかけ、目に入る場所に紙に書きました。
安心感を与えることで、少しでもリラックスした状態で解き始められるような雰囲気を作りました。

最初は私の方から、

大丈夫かな?

と声がけして様子を伺っていましたが、そのうち、生徒の方から

先生、ここはどうやって解くんでしたっけ?

と質問をしてくるようになりました。

しかし、応用問題になると全く別の問題に見えてしまうようです。
急に顔色が青ざめたり、拒否反応を示したりすることがありました。

そのような時は様子を見ながら実践してみせるようにします。
その時々によって

本当ですね。わかりました。

と少し関心を示してくれることもあれば、

ちょっと今日は…。
すみません。

と難色を示すこともありました。

ここで、前は頑張れたじゃない!などということは意味がありません。
今日はそういう日なのだと思いながら、

できるところまでで大丈夫だよ。
色んな形で聞かれるんだなってことがわかれば十分!

とやる気を削がないように声をかけ、指導科目を変えたり、休憩を挟むなどして気分転換をはかりました。

もともと身体が弱く、気持ちもふさぎがちになったり、学校を休んだりと、自分の殻に閉じこもってしまう時もありました。

辛いときは、趣味としている絵を描くことに没頭していました。

作品に進展があると少し恥ずかしそうにそれを見せてくれました。

おっ!進んだね。
こんなに上手に描けるなんて羨ましいよ。

どんなところに力を入れたの?

ここまで描くのにどれぐらいかかった?

などとやり取りを交わすうちに、顔色も良くなり、少し気分も和らぐようでした。

気持ちのコントロールが難しい生徒とは日常的な会話も大事なコミュニケーションの一つです。

学校に行きたくない。

といった時期もありました。

しかし、私との勉強の時間は大切にしてくれていたようで、できるだけ休まないように週に一度の指導時間を待っていてくれていました。

学校のテストでも、一緒に勉強したところは正解してくれていました。
そのため、お母様も

学校の授業に一度も参加していなかったり身体が弱くて横になってばかりだったのに、まさか出来るようになっている問題があるとは思わなかった!

と驚かれていていました。

生徒自身も、

私にも出来る問題があるとは思わなかった。

と驚きながらも嬉しそうでした。

本当は力を持っていても最初から諦めてしまい、自ら可能性を潰してしまっている生徒は沢山います。

そこを上手く引き出し、生徒の自信に変えていくことがプロ家庭教師の役割だと考えます。

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