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文章力、読解力につながる、なりきりトレーニング術

2016/04/23

自分の気持ちや考えを言葉にすることはとても大事なことです。

でも、うまく言葉にできない。
だから相手にも伝わらない。

といったもどかしい思いをしたことのある子どもたちは沢山いるのではないでしょうか。

小学生になると、自分の気持ちや考えを文章にする作文や感想文などの課題と直面します。

その時になって、

一体どうやって書けばいいの?

と悩み、

結局何も書けずに提出できなかった。

といった悪循環に陥るケースがあります。

プロ家庭教師のジャンプでは、生徒とのコミュニケーションを大切に考えています。

そして、そこから生まれる思いや考えを、相手に伝わりやすく話す、書く能力を育てる指導にも取り組んでいます。

今回は、自分のことや気持ちを相手に伝えるための作文を書くトレーニング法を紹介します。

自分の気持ちや考えはしっかりと持っているのに、文章にして相手に伝えることが苦手な生徒がいました。

私は一方的な指導ではなく、

こんなのはどうかな?

それからどうなるかな?

という風に、お互いに意見やアイデアを出し合いながら双方向の指導にしようと考えました。

自分の気持ちを相手に伝えるコミュニケーションの力を養うことが、文章で表現するには欠かせないと考えたからです。

そこで、身近な物や生き物など一つテーマを決めて、

私は○○になる、

それになったつもりで見たり考えたりしてみる、

自分とは違うものになってみて思ったこと、感じたことなどを自由に言葉にしてみる、

言葉で表現したものを文章に書いてみる

といったなりきりトレーニングを取り入れました。

例えば、

今日は鉛筆になってみようか!

と提案した時は、

鉛筆になることなんて想像したことないからわからない。

と困惑し、鉛筆の気持ちになるまで、またそれを言葉にし、文章にするまでに時間を要しました。

生徒が行き詰まった時は、

鉛筆は書くためのものだよね。今日はどんな文字や絵を書くのかワクワク、ドキドキするかもしれないね。

鉛筆を使っている人の気持ちだったら想像しやすいと思うよ。イラストや友達に手紙を書く時は楽しい気持ちだし、宿題をする時は気合いが必要だよね。

という風に、自分や相手といった色んな視点からイメージできるようにアイディアやヒントを提示しました。

すると、鉛筆になりきった生徒から、

宿題ができなくてイライラした時も私を投げないで。怖いよ。

書くときもあまり強く紙に押し付けないで。痛いな。

使ったら、ちゃんと削って
片付けてよ。

など鉛筆の気持ちを言葉で表すことができました。

そして、これらの言葉を、

私が鉛筆だったら、使いっぱなしにされたら悲しい。使った後は削って筆箱に戻してほしいと思います。

などとまとめノートに文章で表現する練習を続けました。

なりきりトレーニングを始めてしばらく経った頃、

色んな事を広い視野で見ることができるようになった。

特にお母さんには、いつも怒られてばかりで嫌だったけど、最近になって、自分の事を思って怒ってくれているんだなと分かるようになってきた。

と生徒が話してくれました。文章を書くためのトレーニングを通して、自分の心境の変化を言葉にして伝え、心も成長をしていることを実感してくれていることが、とても嬉しく、印象的な出来事でした。

読書感想文の課題が出た際にも、

これまでなら面倒臭くて一番後回しにしてたけど、もし自分だったらこうするな、こう思うなって登場人物になりきってみたら書くことができたよ!

と誰の手助けもなく、一人でできたことで自信が付いたようで、

色んな考え方があって、色んな物の見方があることがわかると、読んだり書いたりすることが楽しくなってきた!

と言ってくれるようになりました。

文章を書くことを苦手だと感じ、書くことがないと諦めてしまっている子どもたちには、まずは身近なものや好きなものになりきってもらいたいと思います。

自分だけの考え方から抜け出し、広い視野で物事を見たり、考えたり、感じたりすることができるようになるチャンスを与えてくれます。

一人でも多くの生徒たちが自分の気持ちを言葉や文章で表現し、人に伝えることができるように、個々の生徒に合わせた教材作りにも力を入れていきたいです。


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